疾患情報

臨床治験(脳・神経)

※安全性や有効性を確認している段階のものです

●疾患名:<下記に記載>

疾患名等

臨床治験の内容

脳梗塞

脳梗塞の患者さんに対して、自分の骨髄から採取した間葉系幹細胞*²を培養して点滴で体内に戻すことで、その安全性と有効性を検証する試験です。二重盲検無作為比較試験。
(札幌医科大学;JMA-IIA00117, JMA-IIA00118)

脳梗塞

脳梗塞急性期の患者さんに対して、自分の骨髄から採取した間葉系幹細胞*²を培養して脳内に移植することで、その安全性と有効性を検証する試験です。
(北海道大学;UMIN000026130

脳梗塞

開頭外減圧手術を必要とする中等度以上の脳梗塞患者さんに対して、自分の頭蓋骨から採取した間葉系幹細胞*²を培養して点滴で体内に戻すことで、その安全性と有効性を検証する試験です。
(広島大学:UMIN000040503

脊髄損傷

脊髄損傷慢性期の患者さんに対して、自分の骨髄から採取した間葉系幹細胞*²を培養して点滴で体内に戻すことで、その安全性と有効性を検証する試験です。
(札幌医科大学;JMA-IIA00329)

慢性期脳損傷

慢性期脳損傷(脳卒中以外)の患者さんに対して、自分の骨髄から採取した細胞を培養して点滴で体内に戻すことで、その安全性と有効性を検証する試験です。
(札幌医科大学;JMA-IIA00333)

パーキンソン病

薬物治療のみでは症状のコントロールが困難な進行性パーキンソン病の患者さんを対象として、他人の血液細胞由来iPS細胞*⁴から作製したドパミン神経前駆細胞*³を脳内へ移植することで、その安全性と有効性を検証する試験です。
(京都大学;JMA-IIA00384 / UMIN000033564

【終了した臨床治験】

疾患名等臨床治験の内容
脊髄損傷

脊髄損傷患者に対する自家骨髄間葉系幹細胞*²の静脈内投与 非盲検試験 (JMA-IIA00154)
※2018年条件及び期限付き承認*¹されました。

脊髄損傷

自家嗅粘膜移植による損傷脊髄機能再生法(UMIN000000825)
※現在、この結果をもとに先進医療という制度の中で治療が行われています。

※「臨床治験情報」については下記の検索メニューをご活用ください。
UMIN臨床試験登録システム
日本医師会 治験促進センター(JMA)

<脚注>
*¹条件及び期限付き承認制度:有効性が推定され、安全性が確認されれば、7年以内に有効性・安全性を改めて検証することを条件に、特別に早期承認する制度です。
*²間葉系幹細胞:幹細胞とは自己複製能力(分裂して自分自身をコピーする能力)と分化能力(様々な細胞へ変化する能力)を持つ細胞。間葉系幹細胞とは骨髄や脂肪組織内に存在するといわれる幹細胞で、栄養因子などを分泌することによって細胞保護効果などを発揮します。
*³ドパミン神経前駆細胞:完全に成熟したドパミン神経細胞になる少し手前の細胞。脳内で成熟ドパミン神経細胞になります。
*⁴iPS細胞:ヒトの皮膚などの体細胞にいくつか遺伝子を導入して培養したもので、様々な細胞に分化する能力をもつ。再生医療や、病気の原因を解明し、新しい薬の開発などに活用できると考えられている。

情報更新日 2021年2月