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疾患情報

大学等で行われている再生医療の研究(歯科・口腔外科)

<歯>
国立長寿医療研究センター:歯の中にある歯髄幹細胞*¹を応用して歯の神経や象牙質を再生させる研究

<口唇口蓋裂>
神奈川県立こども医療センター:口唇口蓋裂の顎裂部に対する多血小板血漿/フィブリン移植術*²
東京大学:先天性顔面疾患に用いるインプラント型再生軟骨*³の開発

<顎関節>
東京大学:自己脂肪幹細胞*⁴を用いた顎関節症治療

<口腔組織>
大阪医科大学:骨造成手術に際しての人工骨材料へのPlatelet Rich Fibrin*⁵の応用
大阪大学:脂肪組織由来幹細胞*⁶(ADSC)を用いた歯周組織再生療法の開発
近畿大学:口腔粘膜上皮欠損の治癒促進に関わる血小板濃縮フィブリン(CGF) *⁷および自己フィブリンゲル(AFG) *⁸を用いた治療
順天堂大学:骨膜*⁹からの骨再生に関する研究
鶴見大学:末梢血血小板濃縮血漿*¹⁰による細胞治療成分を用いた口腔内組織の再生医療
東京医科歯科大学:脂肪由来幹細胞*⁶や骨膜由来幹細胞*¹¹など各種幹細胞を用いた口腔組織再生の研究
長崎大学:非培養自己脂肪細胞組織由来幹細胞*⁴を用いた歯槽骨再生(増生)
長崎大学:凍結乾燥保存-多血小板血漿(PRP)*¹¹による歯槽骨再生(増生)
長崎大学:自家多血小板血漿*¹¹を用いる歯槽骨萎縮症に対する骨増生の医療
名古屋大学:多血小板フィブリン(PRF:Platelet Rich Fibrin)*⁵を用いた歯槽骨造成
新潟大学:培養自家骨膜細胞*¹³を用いた歯槽・顎骨再生
新潟大学:培養骨膜シート*¹⁴を用いた歯槽骨再生治療
松本歯科大学:多血小板血漿(PRP)*¹¹および多血小板フィブリン(PRF) *⁵を用いた骨再生治療

<脚注>
*¹歯髄幹細胞:血管と神経を作るのに関する幹細胞が多く含まれており、不用歯(親知らずや矯正治療で抜く歯など)から取り出すことができる。
*²多血小板血漿/フィブリン移植術:患者さん自身の血液から作られた骨の治癒を刺激する増殖因子を含んだものを顎裂部に移植する術式。
*³インプラント型再生軟骨:患者さん自身の軟骨組織を採取し、培養して増やした軟骨細胞と特殊なコラーゲン液を混合し作製した軟骨。
*⁴幹細胞:様々な細胞に分化する能力をもつ細胞。
*⁵PRF(Platelet Rich Fibrin、多血小板フィブリン):血小板濃縮血漿のひとつ*¹⁰。傷の治癒や骨及び歯周組織の再生・回復に効果があるとされている。
*⁶脂肪(組織)由来幹細胞:脂肪組織の中に存在し、骨や軟骨や筋肉、神経などに分化できる細胞。
*⁷CGF(自家血小板含有フィブリンゲル・完全自己血由来フィブリンゲル):血小板濃縮血漿のひとつ*10。血液を遠心分離して生成したフィブリンと傷の治癒や組織の再生に有効な血小板や成長因子を濃縮したゲル状の塊。
*⁸AFG(自己由来成長因子):血小板濃縮血漿*¹⁰のひとつ。抗凝固剤を加えておらず自然な状態に近い血漿。
*⁹骨膜:骨を包んでいる膜。神経や血管に多く分布している。
*¹⁰血小板濃縮血漿:血小板を濃縮したもの。血管新生・抗炎症作用・疼痛抑制作用などにより、傷の治癒や組織再生効果があると考えられている。
*¹¹多血小板血漿(PRP):血小板濃縮血漿*¹⁰のひとつ。成長因子が豊富に含まれており、身体の傷んだ部分に投与することにより早期治癒や疼痛の軽減効果をもたらすと考えられている。
*¹³骨膜細胞:移植により患部の骨形成や骨代謝を活発にすると考えられている。
*¹⁴自己培養骨膜シート:患者さん自身の骨膜組織を採取し培養して作った細胞シート。

情報更新日 2019年12月