• TOP
  • 疾患情報
  • 承認されている治療・条件及び期限付き承認がなされている治療

疾患情報

承認されている治療・条件及び期限付き承認がなされている治療(血液)

●病名:<血液疾患>

疾患名等

治療の内容

造血幹細胞移植後の急性移植片対宿主病*¹

テムセルHS注 ヒト(同種)骨髄由来間葉系幹細胞*²

本品は、生体内において炎症部位を感知してその部位に集簇し、炎症性サイトカインなどによって活性化され、PGE2やIDOの産生及び制御性T細胞の誘導等、複数の機序によりドナー由来の活性化T細胞機能を抑制することによってGVHD治療効果を発現すると推察される。また、本品は、MHCクラスI及びクラスII分子の発現レベルが低く共刺激分子を発現していないことに加え、自身の有する免疫調節作用により患者の同種免疫応答を抑制して免疫拒絶を遅延又は回避する可能性が考えられる。

1 . 再発又は難治性のCD19陽性のB細胞性急性リンパ芽球性白血病

2 . 再発又は難治性のCD19陽性のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫

キムリア点滴静注 チサゲンレクルユーセル

本品は、CD19キメラ抗原受容体(CAR)をコードする遺伝子を患者自身のT細胞に導入したCAR発現生T細胞を構成細胞とする。本品に遺伝子導入されるCARは、CD19を発現した細胞を認識すると、導入T細胞に対して増殖、活性化、標的細胞に対する攻撃及び細胞の持続・残存に関する信号を伝達する。本品のこれらの作用により、B細胞性急性リンパ芽球性白血病及びびまん性大細胞型B細胞リンパ腫といったB細胞性腫瘍に対し抗腫瘍効果を示すと考えられる。

以下の再発又は難治性の大細胞型B細胞リンパ腫
 •びまん性大細胞型B細胞リンパ腫、原発性縦隔大細胞型B細胞リンパ腫、形質転換濾胞性リンパ腫、高悪性度B細胞リンパ腫

イエスカルタ点滴静注 アキシカブタゲン シロルユーセル

(2021年1月22日製造販売承認)

※再⽣医療等製品の情報は、下記サイトをご参照ください。
PMDAホームページ 再生医療等製品

<脚注>
*¹移植片対宿主病(GVHD):移植後に特有の合併症で、ドナー由来のリンパ球が患者さんの正常臓器を異物とみなして攻撃することによって起こります。
*²間葉系幹細胞:体に自然に備わっている体性幹細胞で、骨細胞・軟骨細胞、脂肪細胞、神経細胞、幹細胞などさまざまな細胞に分化できるといわれている細胞です。傷ついた組織にとって栄養となる成分を放出します。

情報更新日 2021年1月