疾患情報

先進医療(がん)

※薬事承認を目指した開発途中の治療法です

●病名:<以下に記載>

疾患名等

先進医療の内容

がん性の胸水若しくは腹水又は進行がん

【先進医療A】

自己腫瘍・組織及び樹状細胞*⁴を用いた活性化自己リンパ球*⁵移入療法

技術の概要:末梢血から採取した自己リンパ球と、自己の腫瘍と混合培養するなどして接触させた樹状細胞、もしくは、既に体内で腫瘍と接触のあったと考えられる腫瘍浸潤リンパ球由来樹状細胞とを、体外でインターロイキン2などの存在下で培養し、腫瘍に特異的と期待されるキラー細胞を誘導し、増殖させ、再び体内に戻す療法。

(実施している医療機関の名称:岡山県 川崎医科大学附属病院)

頭頸部扁平上皮がん(診断時のステージがIV期であって、初回治療として計画された一連の治療後の完全奏功の判定から八週間以内の症例(当該期間内に他の治療を実施していないものに限る。)に限る。)

【先進医療B】

NKT細胞*⁶を用いた免疫療法

技術の概要:標準治療終了後の頭頸部扁平上皮がんを適応症とした、末梢血単核球由来の培養細胞にNKT細胞特異的リガンドを提示させて鼻粘膜に投与し、内在性NKT細胞を活性化させ抗腫瘍効果を得る新規の免疫細胞治療である。

(実施している医療機関の名称:千葉県 千葉大学医学部付属病院)

※先進医療の情報は、厚生労働省のホームページで詳細をご確認ください。
厚労省ホームページ 先進医療


<脚注>
*⁴樹状細胞:外気に触れる鼻腔、肺、胃、腸管、皮膚などに存在。異物を自分の中に取り込み、その異物の特徴(抗原)を他の免疫細胞に伝える働きを持つ。
*⁵リンパ球:ウイルスなどの外敵や腫瘍などの異物を攻撃します。さらに、体内に侵入した異物を記憶し、それが再び侵入してきたときには、記憶に基づいてすばやく対応し、排除する働きを持っています。NK細胞、B細胞、T細胞などの細胞がある。
*⁶NKT細胞:NK細胞としての性質を併せ持つT細胞の一種です。多種類のサイトカインの産生を行い、免疫賦活・抑制の両方の反応を誘導する。

情報更新日 2021年2月