幹細胞資源の利用体制とその国際動向
Current Dynamics in the Use of Stem Cell Resources in US and UK/EU
The Harvard Catalyst Approach to Developing an Open Source Information Sharing Platform (The eagle-i Project)
Biomedical Sciences Liaison, eagle-i Consortium, Harvard CatalystRichard V. Pearse II PhD
Technical Implementation and Architecture of Harvard Catalyst's eagle-i Information Sharing Platform
Technical Lead, eagle-i Consortium, Harvard CatalystSophia K. Cheng
Role of the UK Stem Cell Bank in the UK and European Stem Cell Research Networks
Director, UK Stem Cell BankPrincipal Scientist, Head of Subdivision of Cell Biology,
National Institute for Biological Standards and Control (NIBSC)
Glyn Stacey PhD
日時:2016年3月3日(木)
17:00〜19:30
場所:明治記念館 鳳凰の間(東館2階)
東京都港区元赤坂2-2-23
使用言語:英語(一部日本語)
詳細はこちらのPDFをご覧ください。
本セミナーの趣旨:
この度、英国幹細胞バンクの所長であるGlyn Stacey教授と、米国におけるトランスレーショナル研究基盤であるHarvard Catalyst*のeagle-i**からRichard Pearse 博士とSophia Cheng氏をお招きして、上記のセミナーを開催いたします。
SKIPは幹細胞情報のOne Stop Databaseを提供することで、幹細胞研究の推進への貢献を行う研究基盤です。今回のセミナーでは、USとUK/EUの幹細胞資源の利用基盤整備の動向についてお話を伺い、意見交換の時を持ちたいと思います。
米国については、Harvard Catalystは多分野で活躍する研究者の活性化のために、トランスレーショナル研究基盤の整備をしています。今回はその一環であるeagle-iの関係者から、その全体活動の紹介、eagle-iの紹介、活動のためのインフラの開発、US国内での連携体制について紹介をいただきます。
英国からは、再生医療と創薬研究の基盤となる英国幹細胞バンク(UKSCB)***の活動の紹介、また、EU内での動きとその中でのUKSCBの役割についてお話をいただきます。講師でありますStacey教授はUK幹細胞バンクの所長であると同時に、EBiSC(European Bank of Induced Stem Cells)****のメンバーであり、またStemBANCC(Stem cells for biological assays of novel drugs and predictive toxicology)*****の運営委員会メンバーでもあります。
海外での幹細胞資源の研究・開発利用の促進のための基盤整備状況について、具体的に聞き、質問し、意見交換できる機会でございます。奮ってご参加くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
資料:参考資料・用語解説
主催:
厚生労働省委託事業「ヒト幹細胞情報化推進事業」SKIP
事業担当者:
小﨑 健次郎(慶應義塾大学医学部 臨床遺伝学センター教授)
増井 徹(慶應義塾大学医学部 臨床遺伝学センター教授)
お問い合わせ:
慶應義塾大学 幹細胞情報室